ビーナスライン
part.1

　
完全に遠足前夜のソレであった。
ええいままよ！と午前3時に布団を蹴飛ばす。
　

　
吉野家にて朝飯。
色、下のライン...似ている。
　

　
国道20号線、甲州街道を延々西進。
今回も全て下道で往く。
　
八王子辺りでは、
レンタカーに乗った若人集団が
大声で歌いながら？危なっかしい阿弥陀走りをしていたり、
大垂水峠では
大渋滞の原因を我が同朋（W6かW4）が作っていたり、
また甲府辺りでは、
何が気に障ったのか前の車が
いきなり窓から吸い殻入れをぶち撒けてきたりなどとまあ・・・
何かとエキサイティングな道中だった。
　

　
お。八ヶ岳。
　

　
さらば。富士山。
　

　
極力、コンビニや道の駅を避けては、
場末のこのようなところを見付けて
ひっそりと一服点けてバイクや周りの景観を眺めるのが好み。
　
発達障害か...おとなのなんちゃら言う。
　

　
で、6時間掛けてやっとこさ着いたビーナスライン。
スズラン峠越えで向かう。
　

　
いや〜実にイイ。
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「あのよぅ、ゴンドラさ、何処だべや？」
いきなり話し掛けてきたお父っつぁん。
え？ゴンドラ？...
う〜んリフトならこの先の車山...はぁ、違うと？
然らば、この下のロープウェイかな？北八ヶた・・・
「解ったあっちだ！（北八ヶ岳ロープウェイのこと）」と、
話している最中にさっさと車に乗り込んでしまわれた訳だが...
　
長生きせよ、お父っつぁん。
　

　
白樺湖畔/大門峠からは斯様な高原エリアとなる。
ひゃっほ〜♪
　

　
霧の駅でお昼休憩。
　

　
今夜は宿で食い倒れる予定。
昼食は、こちら じゃがバター￥400（￥450だったか？）で我慢する。
　

　
然る後、美ヶ原高原美術館に。
しかしなんだな結局いつもおなじ構図ばかりになってしまう。
　

　
美術館で厠を借りようと思ったものの、
なんかもう駐車場がバイクとクルマで凄いことになっておりスルー。
そのまま『裏』へと県道464号線を進んで往く。
　

　
アーケードな白樺平を抜けていったん下まで一気に下りる。
その後は県道62号線で武石峠を経て、
いわゆる『裏』ビーナスへと突入するのだ。
　

　
裏ビーナス。
　

　
もう一山越えて、行き止まりの観光センターまで再び駆け上る。
　

　
ダッシュでWCへ。
ええ美術館辺りからずっと我慢していたもので...
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やっとのことで人心地付けて、暖かい缶コーヒーで一服していると...
「あのぅ、つかぬ事をお伺いします。山崎さん・・・ですよね？」
と見知らぬ御仁にいきなり話し掛けられる。
・・・違　い　ま　す　が。
「ああすみません。ええこちらにも事情がありましてね！」
　
左様か。良く解らんが...逆切れとは大変だなお主も。
　

　
そんなこんなで再び県道62号線で美鈴湖へ。
そこには満開から散り始めの頃の信州の春があった。
　
さて。これから宿へと向かう訳だが、その前に悪戯をひとつ。
（参謀さんすみません）
やはりおとなの発達障害...なのだろうなわたくしは。
　

　
　part.2につづく